『人権教育研究』第23巻
【2022年度研修会報告】
おおくぼまちづくり館における研修
植田真夕子(1)
水平社博物館における研修
松浪軌道・長川智彦(4)
【研究論文】
在日外国人教育実践における教師の人権感覚の醸成 -「本名を呼び名のる」取り組みに着目して-
河藤一美(9)
多文化共生をめざす学習プログラムの開発 -外国にルーツをもつ学齢期の児童生徒の現状分析をとおして-
植田真夕子(23)
識字・日本語教室における人権学習プログラム開発 -モデル教室と人権ワークショップの往還を通して-
菅原智恵美(37)
「同和教育から人権教育への再構築」言説が受容される前提 -1980年代前後の解放教育をめぐる外部環境と内部過程-
板山勝樹(51)
神輿渡御神幸祭としての松原別宮放生会 -浄穢観念を看破する社会科授業開発のための前提的作業-
和田幸司(65)
【研究ノート】
米国・英国の大学における人権教育の取り組み -学部レベルでの人権学位プログラムに関する調査結果を基に-
髙橋美能(79)
『人権教育研究』第22巻
【研究論文】
共感と分析の過程を意図的に組み込んだ社会科人権学習の開発
-「渋染一揆」について考える授業を事例として-
長川智彦(1)
SDGsの視点を組み込んだ人権総合学習の授業構成理論と授業実践開発
-「誰一人取り残さない社会」の形成をめざして-
植田真夕子(17)
マイクロアグレッションの克服をめざした小学校道徳科授業の開発
松浪軌道(35)
【研究ノート】
大学で留学生と国内学生が共に「人権」を学ぶ授業の効果
-オンラインによる国際共修授業の実践-
髙橋美能(51)
カウンセラーは保育現場でどう役立つのか
-保育者からみたカウンセラーの役立ち感の現状と課題-
中川陽子・小島知子(63)
人権教育の構造を組み込んだ臨床教育学的理論
-高等学校での実践を踏まえて-
佐保忠智(75)
【実践記録】
子どもの自尊感情・自己肯定感を向上させる実践Ⅱ
-東京都教職員センターの研究成果を基に他校を支援する取組-
樋口豊隆(97)
【書評】
内田龍史著『被差別部落マイノリティのアイデンティティと社会関係』(解放出版社,2020年)
板山勝樹(113)
板山勝樹著『戦後日本における反差別教育思想の源流
-解放教育思想の形成過程-』(明石書店,2022年)
内田龍史(121)
和田幸司著『「士農工商」はどう教えられてきたか
-小中学校における近世身分学習の展開-』(ミネルヴァ書房,2018年)
長川智彦(127)
和田幸司著『学級だよりのエール-子どもたちへ送る希望の言葉』(みらい,2021年)
植田真夕子(133)
『人権教育研究』第21巻
【研究論文】
保育現場における保育者とカウンセラーの協働
-保育者の「気になる子ども」への保育実践とコンサルテーションの事例から-
中川陽子・須河内優子・小島知子(1)
小学校における社会科と道徳科の関連を意図した授業開発
-人権課題のパッケージ化による授業の融合をとおして-
長川智彦(23)
人権感覚を養うために必要な「差別を見抜く目」の構築
-車椅子利用者を事例に-
岩本剛(47)
【研究ノート】
米英の大学の学部で実践される人権教育の実態調査
高橋美能(65)
子どもの人権およびウェルビーイングに関する意識と多様な「つながり」の関係
-小・中学生の質問紙調査の分析に基づいて-
濱本信彦(79)
教師との相互依存や相互信頼関係の構築による,親の自己効力感獲得の様相
-教育コミュニティづくりをすすめるR校区を事例にして-
川端和久(95)
子どもの非認知的能力を醸成する家庭要因に関する一考察
-「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と保護者の主観的評価を手がかりとして-
佐藤和順(111)
リテラシーを重視する性教育の考察
-アダルト動画を手がかりに-
梨本昭平(125)
自分の「当たり前」を問い直す視点を組み込んだ多文化共生教育
-多様性への偏見や差別の解消を目指した中学校英語科“Swimmy”を事例として-
中元佑実(141)
「特別の教科道徳」の教科書を補完する人権教材の開発
-資料の映像化と学習の系統性に着目して-
松下一世(157)
【実践記録】
子どもの自尊感情・自己肯定感を向上させる実践
-子どもたちが豊かな人権感覚を身に付ける土台として-
樋口豊隆(169)
『人権教育研究』第20巻
【査読論文】
オーストラリア・クイーンズランド州におけるインクルーシブ教育の政策ビジョンの再構築
-2018年インクルーシブ教育政策声明に着目して-
濱元伸彦(1)
比較研究法にみる人権教育の可能性
-フィンランドのネウボラを例として-
和田美智代(21)
【研究ノート】
日本の大学における人権教育の実践と課題
-全国の人権教育の実施状況調査を基に-
髙橋美能(33)
『人権教育研究』第19巻
【シンポジウム】
「性教育,何をどこまで教えるべきか?」
宍戸圭介・艮 香織・佐保美奈子・杉山泰子(1)
【調査研究論文】
「フランスにおける扶養定期金・教育費立替払い制度」
神尾真知子(17)
「台湾における養育費支払い制度」
宮畑加奈子(29)
「アイルランドにおける養育費確保制度」
増田幸弘(39)
「スウェーデンにおける養育費確保・養育費立替払制度」
古橋エツ子(51)
「ドイツにおける養育費立替払制度」
和田美智子(65)
【研究ノート】
部落出身青年の生活における同和教育の影響についての一考察
-30代の大学卒業の部落出身者4名の「センター」についての語りを通して-
岡本昌人(73)
【実践記録】
小学校社会科「江戸時代の身分」(6学年)の授業開発
和田幸司・岩本 剛・柿本亜津子・有吉理恵(91)
ロンドンのインクルーシブ教育推進校における「子どもの哲学」実践の意義
-レジリエンスの育成に着目して-
濱元伸彦(117)
【書評】
濱元伸彦・原田琢也編著『新自由主義的な教育改革と学校文化』(明石書店,2018年)
和田幸司(135)
『人権教育研究』第18巻
【シンポジウム】
「部活動の今後を考える」
中澤篤史・森田啓之・安田和夫・土屋裕睦(1)
【査読論文】
中学校生徒の人権感覚と学級の関係に関する一考察
-福岡県A市学力向上プロジェクトにおける「人権の効力感」に着目して-
濱本信彦(9)
東京高裁昭和57年判決が示した障害児の教育理念と学校選択の自由
-東京高裁判決を手掛かりとして-
福本良之・津田 博・岡田大助(27)
【研究ノート】
生命と向き合う助産師が行う性教育
贄 育子(43)
【実践記録】
グローバル化する社会における日本の「夫婦同姓」の問題
-大学生の当事者意識を高める方策-
高橋美能(55)
部落史の認識と価値判断
-社会認識体制の成長からみる子どもの変容-
長川智彦(69)
【書評】
和田幸司著『「士農工商」はどう教えられてきたか
-小中学校における近世身分学習の展開』(ミネルヴァ書房,2018年)
原田琢也(83)
『人権教育研究』第17巻
【シンポジウム】
インクルーシブ教育時代の学習権
-すべての子供が学びたい場で学ぶために-
和田美智代・丹羽 登・金山滋美・原田琢也・松崎保弘(1)
【査読論文】
江戸時代中期における「士農工商」観
和田幸司(13)
親族による高齢者虐待
-在宅において脅かされる高齢者の生命-
中尾治子(29)
小学校における社会科を中核とした人権教育の推進
-「思いやり」や「やさしさ」を中心に進められる授業からの転換-
岩本 剛(53)
水俣病患者の生活破壊と生活保障に関する課題
三好禎之 (69)
【論文】
ハンセン病にかかわる子供の「隔離」と教育差別の構造の解明に向けた歴史研究の構想
宇内一文(93)
道徳教育実践の中に併存している相反する二つの指向性
-「インクルーシブ道徳教育」と「新自由主義道徳教育」-
原田琢也・濱元伸彦(115)
【実践記録】
法制と社会環境の変化にともなう人権・同和教育の変革課題
牛島史彦(129)
『人権教育研究』第16巻
【研究論文】
近年の部落問題意識の現状と人権教育・啓発への示唆
-「人権(問題)に関する意識調査」結果を手がかりに-
内田龍史(1)
日本の老人擁護の歴史における家族国家観の役割と課題
山本克司(19)
【研究論文】
道徳教育実践の中に入り込む新自由主義イデオロギーを析出する実証的研究
-大江浩光の道徳授業実践「未来を信じて」の分析を通して-
原田琢也(1)
保育活動における保育者の安全・危険意識
ー職階と経験年数の違いに箔目して一
田村佳世• 名和孝浩• 鈴木裕子(17)
広域通信制高校における学ぴを支えるフリースクール
ー後期中等教育の学習権保障の主体とは一
阿久澤麻理子(33)
【書評】
堀正嗣監訳( 現代密館2014年3月)
「ディスアピリティ現象の教育学ーイギリス障害学からのアブローチ
古橋エツ子(49)
『人権教育研究』第14巻
【研究論文】
幕末期西本願寺教団における「御用」と「御免」
-大坂渡辺村真宗寺院・門徒を事例に-
和田幸司(1)
「解放の学力」論形成過程における思想的「選択」と「排除」
-中村拡三の「解放の学力」論を事例として-
板山勝樹(29)
愛知県下における肢体不自由児・者の進路に関する今日的考察と課題
青木廣康(47)
保育者の幸福感が生活の満足度とワーク・ライフ・バランスに与える影響
佐藤和順・柏まり(59)
多文化クラスで人権教育を実践する意義
-授業の実施前と後の質問紙調査結果に基づいて- 宮本美能(75)
部落差別の科学的認識が獲得できる社会科授業の開発
-心理的差別の形成を回避するために- 岩本 剛(89)
【研究ノート】
法改正についての提言-人工妊娠中絶の法規制-
贄 育子(107)
【実践記録】
病院職員対象の人権研修において、HIV/AIDSを取り上げる意義
『人権教育研究』第13巻
【論文】
大学生の多様なバックグラウンドを生かした教育活動
-留学生と日本人学生の混合クラスにおける人権教育プログラムからの示唆-
宮本美能(1)
人権の日本的基層哲学に関する予備的考察
-「義理と人情」を手掛かりに-
森田明彦(15)
中学校英語検定教科書にみられる人権に関する題材の考察
大川光基(39)
『人権教育研究』第12巻
【論文】
人権の日本的な基礎づけ理論に関する若干の考察
森田明彦(1)
「反独占の同和教育」論の形成過程
板山勝樹(17)
特別支援教育における知的障害者の教育に関する
研究‐加齢に伴う重度知的障害者の生活を通して‐
井川敦史(32)
ケアマネジャーによる利用者の自己決定支援を阻害す
る要因について‐ケアマネジャーを対象とした調査から‐
出宮由季・井上信次・小河孝則(45)
幼稚園教諭のワーク・ライフ・バランスに関する意識と実生活の乖離
佐藤和順・柏まり(55)
【研究ノート】
人権学習の法的問題点と教育方法
‐社会福祉における人権教育から‐
山本克司(68)
【実践記録】
高等教育における法的問題点と教育方法
‐留学生と日本人学生の混合クラスの一考察‐
宮本美能(88)
『人権教育研究』第11巻
【論文】
判決書学習による人権教育についての実践的研究
新福悦郎(1)
アジア太平洋地域の大学院「人権プログラム」の意義と課題
阿久澤麻理子(16)
県民の人権意識の現状と今後の教育・啓発活動の課題
福田誠二(30)
全国同和教育研究協議会における融和教育批判論の受容
板山勝樹(42)
『人権教育研究』第10巻
【論文】
格差社会と自殺ー社会経済的要因をめぐってー
仁宮 崇(1)
PDCAサイクルによる人権学習のプログラム開発
ープラン手法および評価法の試みー
松下一世(17)
道徳の時間における人権教育の在り方に関する研究
ー道徳の時間にいじめや差別の問題をどう扱うのかー
淀澤勝治(31)
【研究ノート】
大阪府自治体における人権啓発の現状と課題
内田龍史(46)
【実践記録】
じゃんけんのユニバーサルデザイン
ー構造的差別に視点をおいた人権教育実践ー
かどやひでのり(60)
『人権教育研究』第9巻
【シンポジウム】
命を見つめ、自分自身の成長に返っていく読書活動
和田幸司(1)
特別支援教育は「排除」か「包摂」か?
原田琢也(8)
【論文】
校内研修を通した教員の資質向上への一考察
和田幸司(12)
幼児期における身体による模倣の意味
―相互行為としての模倣を焦点として―
鈴木裕子(26)
臓器売買に関与した患者の診療を拒否することは
法的倫理的に正当か
宍戸圭介(41)
人生の終末期ケアにおける認知症高齢者の自己決定
-自己決定を尊重される望ましいケアの要素とは-
西尾範子(55)
児童・生徒の人権感覚を高める授業の工夫
松下一世(64)
『人権教育研究』第8巻
【論文】
高齢者虐待防止に向けた人権教育の指導への提案
―施設介護職員および福祉系学生への意識調査を用いて―
西尾範子(1)
小学校における人権学習教材の現状と課題
―大阪府下公立小学校に行ったアンケート調査の分析を通して―
布仁吉雅(19)
信頼と懐疑の法理論
―人権教育研究の基礎をめぐって―
小田桐忍(33)
描画表現における子どもと大人の『ずれ』
―受け入れる際に侵す子どもの尊厳―
永渕泰一郎(47)
小学校における「いじめ問題」への直接的対応と間接的対応
淀澤勝治(60)
スクールカウンセリングと教師の人権
目黒信子(74)
【書評】
原田琢也著『アイデンティティーと学力に関する研究』
安原一樹
上田正一・藤井德行・古橋エツ子・吉川智編『初めての人権』
名須川知子
『人権教育研究』第7巻
【シンポジウム】
障害のある子どもの人権と特別支援教育の推進
柘植雅義(1)
子どもの人権を尊重する教育
杉本健三(4)
私の人権教育
川本吉則(9)
【論文】
携帯電話の社会的距離と人権
吉澤孝雄(17)
教育不信時代の教師の人権
三星喬史(29)
労働をめぐる諸問題
―市場主義批判賀川豊彦の労働運動論の視点から―
小南浩一(43)
「山村留学」の可能性―子どもが安心して育つために―
木村葉子(60)
「合意形成」の視点を取り入れた市民的資質育成の学習
和田幸司(74)
『人権教育研究』第6巻
【シンポジウム】「いのちと教育」
大学医学部ないし医科系大学における生命倫理教育の現状と課題
粟屋剛(1)
「生と死の教育」のゆくえ
大谷いづみ(4)
基本的人権と哲学
福田博行(8)
「ディベカッション」を活用した人権教育の試み
―公民科における生命倫理教育の実践―
津田 博(11)
『生と死の教育』の現場からの問題提起
古田晴彦(15)
【論文】
看護基礎教育における人権教育の必要性
―抑制と医療の安全性からの検討―
小河育恵(18)
教師の人権に配慮したコンサルテーションと児童の成長
三星喬史(29)
看護学生の身体障害者観
―看護学生の実習レポートの分析―
大塚眞代(44)
高齢者の人権と「自立」
―高齢者福祉政策からの一考察―
宇理須典子(52)
高校生の人権意識を高める一試論
吉澤孝雄(66)
【実践記録】
部落差別の現状から人権教育を考える
―兵庫県西播磨地方を中心として―
大垣輝行(80)
『人権教育研究』第5巻
【シンポジウム】
「メディアと人権教育」
テーマ趣旨
企画委員会(1)
メディアと人権教育
鈴木秀美(4)
メディア上の人権侵害
杉尾 宏(8)
【論文】
同和地区生徒と地区外生徒の間の学力格差はどうして生み出されるのか
―学力問題の背後にあるアイデンティティ問題―
原田琢也(13)
大阪府の中学校における人権意識調査から
―人権教育の評価手法開発に向けて―
林嵜和彦(26)
文書提出命令に対する抗告の利益を有する者の範囲
―裁判を受ける権利―
櫻本正樹(41)
【実践記録】
学力保障と学習会の終焉
兼竹裕司(56)
『人権教育研究』第4巻
【シンポジウム】「今、人権教育の意義を問う」
テーマ趣旨および報告
企画委員会(1)
市民主体の人権啓発をめざして
岡 哲司(6)
同和教育の視点から,改めて問う人権教育のあり方
外川正明(10)
私にとっての人権教育・啓発と参画型学習
白井俊一(14)
今後の人権教育推進における克服課題
福田 弘(19)
【論文】
非人番の役務と百姓衆の意識―賤民身分制の矛盾―
安達五男(22)
「個人の時代」における人権教育の基本的性格について
笹川孝一(33)
成人学習の意味パースペクティブとしての人権問題学習
安原一樹(53)
障害児に焦点化した学級づくりと学級集団の質的発展
津田直子(61)
新聞に見る関東大震災下の朝鮮人虐殺と官憲の対応
今澤幸代(77)
『人権教育研究』第3巻
【シンポジウム】「子どもの福祉と教育」
テーマ趣旨及び報告
企画委員会(1)
ネットワークによる援助
山縣文治(3)
マイノリティーとしての子ども・親と人間関係
寺見陽子(6)
子どもの「ために」を再考
古橋エツ子(10)
【論文】
「人権」の脱構築
原田琢也(17)
虚偽自白の考察―日野町事件から―
坂口伊都(27)
女性のセルフエスティームの向上に関する臨床教育学的ストラテジー
―女性のエンパワーメント・自己実現をめざして―
井端美奈子(41)
親の性別役割観をモデル環境とした子どものしつけ文化
佐藤和順(57)
中国における子どもの福祉と教育‐その現状と課題の法政策論的考察‐
牛志奎(71)
【実践記録】
NIE教育の中の人権
今澤幸代(85)
『人権教育研究』第2巻
【大会シンポジウム】
「ジェンダーと教育」
テーマ趣旨及び報告
企画委員会(1)
幼児教育におけるジェンダーの再生産
佐藤和順(3)
男女平等教育の実践―― 中学校の現場から
日野玲子(5)
学校体育とジェンダー形成
井谷惠子(8)
大学教育とジェンダー―職業のジェンダー分離を考える―
金谷千慧子(11)
【論文】
保育者におけるジェンダーに関する問題性と展望
―隠れたカリキュラムの顕在化を手がかりにして―
佐藤和順(17)
ジェンダー「再生産の場」から「是正の場」としての学校へ
―「トライやる・ウィーク」の体験先選択を手がかりにして―
長谷川珠里(37)
【研究ノート】
文学教材における性役割に関する考察
梨木昭平(53)
【実践記録】
同和教育実践者の育成にかける― 自らを語る“立場宣言”を受け止めて―
大高 忠(69)
『人権教育研究』第1巻
【巻頭言】
21世紀の人権
藤井德行(1)
【論文】
心理的差別と差別意識・偏見の関係
八尾 勝(3)
鳥取市K校区における若者の「部落民」アイデンティティに関するエスノグラフィー
岸本順一(17)
播磨国部落寺院の「講」の自律性‐本末・蝕頭制度との関係を中心に‐
和田幸司(33)
野宿者支援活動に対する地域住民の意識―神戸市の事例から―
伊藤聖二(47)
「権利」としての人権を学ぶ意義‐人権教育は何をめざすのか‐
米田眞澄(59)
先住民アボリジニに対するオーストラリア政府及び北部準州の政策
片桐史恵(79)